羽田空港から旭川のJAL553便で久しぶりに見たヘッドホン

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JALのマイレージが貯まったので、特典航空券を予約して旭川空港まで行ってきました。飛行機はB767-300です。定刻の午前10時45分の出発予定でその20分前から優先搭乗が始まりました。私たちは後ろの方の席でしたので、二番目の優先順位です。

飛行機に乗って最初に思ったのが、機体が古いことです。最も驚いたのは、ヘッドホンが空気の振動をそのまま伝えるタイプのものでした。現在でステレオミニジャックを使って電気信号を空気の振動に変換する通常のヘッドホンが飛行機で使われることが普通だと思っていましたが、今でもこんなシステムがまだ残っていることに驚きました。

チャンネルは全部で12ありました。

ただ、久しぶりに音を聴いてみると、もちろんモノラル放送ではあるのですが、ボーカルの帯域はクリアーに音が聞こえます。低音や高音はほとんど出ません。昔の黒電話の音質に近いような気がします。短時間、暇つぶしに機内放送を聴く分には十分かもしれません。

以前、1980年代後半に乗った飛行機と同じシステムです。あれからすでに30年近く経っていますが、こちらの機体がいつ頃から活躍しているのか、気になるところです。

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もちろん、各座席に専用の液晶テレビがついているようなこともありません。通路の上、何カ所かにテレビが備え付けられています。もちろん、ビデオオンデマンドもありませんので、自分が見たい番組を楽しむことも不可能です。


中央の前の壁にプロジェクターによる大きな映像、通路の上に小さなモニターがついています。

 

さらに驚いたのは各座席の肘掛けに灰皿がついている点です。

さすがに使われていませんでした。調べてみると、JALやANAでは1980年代から徐々に喫煙席を減らしていき、1999年には全面禁煙になったそうです。とすると、この機体は少なくとも1999年以前の機体ということになるのかもしれません。

自動車であれば日本の平均車齢は8年弱のようです。しかし、この飛行機のようにしっかりと整備を続ければ、もっと長持ちするのかもしれません。

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