飛行機の空席待ち(キャンセル待ち)

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JAL飛行機

 札幌から東京に戻る時、予定していた便の出発時刻より一本前の飛行機に余裕で間に合う時間に着いてしまいました。しかし、1本前の便は空席情報を確認してみると満席の表示になっています。しかしダメもとで新千歳空港に着いたら1本前の便のキャンセル待ちをしてみることにしました。

 新千歳空港に着いてみると、そこには修学旅行をする生徒がとても長い列を作っていました。この便だけ早い段階から満席になっていたので、おかしいと思っていたのですが、これだけたくさんの団体が早めに席を予約していたので、飛行機自体が満席になるのも早かったのでしょう。新千歳を午後2時過ぎに出て羽田に向かう日本航空の便です。


 空席待ちの手続きは非常に簡単で、搭乗手続きをするためのカウンターに行って、すでに3時過ぎの出発便を予約しているけれども1本前の便の空席待ちをしたいことを伝えれば、すぐに手続きをしてくれます。そして、空席待ちの券を発行してくれました。

 あとは空席待ちのカウンターで呼ばれれば、1本前の便に乗ることができるようです。もちろん、もともと予約していた便の予約も開放されるわけではありませんので、空席待ちがダメであっても、もともと予約していた便には必ず乗ることができます。

 ただ、空席待ちには優先順位があるようです。日本航空では3段階の優先順位があり、

 S:JMBダイヤモンド、JGCプレミア、oneworldエメラルド
 A:JGCグローバルクラブ、JMBサファイア、JMBクリスタル、oneworldサファイア、oneworldルビー
 B:上記以外の一般

となっています。たとえば、どんなに朝早くから一般の人が空席待ちをしていたとしても、あとからJMBダイヤモンドの人が空席待ちを始めたら、JMBダイヤモンドの人に優先的にチケットが発行される仕組みになっています。あくまでもお得意様優先といういうことですね。

 このJMBダイヤモンドというのが、どういう人に与えられるのか調べてみました。

JALグループ航空会社便ならびにワンワールド加盟航空会社便へのご搭乗が、毎年の1月~12月の12ヵ月間(暦年)で100,000 FLY ON ポイント以上またはご搭乗回数120回以上で35,000 FLY ONポイント以上のお客さまにお届けします。

 1年間に120回以上搭乗しているということは、1ヶ月にコンスタントに10回以上、JALまたはoneworld加盟各社の飛行機を使っている人ということになります。これだけJALグループに貢献している人であればたしかに優先権が与えられたとしても仕方がないと思います。

 空席待ちの準備はいつごろに出来るのかよくわからなかったので、出発の30分ほど前に、空席待ちカウンターに行ってみました。すると、すでに二組くらいのお客さんがいました。カウンターの人はどこかと連絡を取り合っているようでしたが、その後、「今回は満席での出発となり空席は発生しませんでした」という案内がありました。

 仕方がありませんので、もともと予約していた3時過ぎの出発便で搭乗手続きを行います。さきほどもらった空席待ちの券を搭乗手続きのカウンターの人に渡して空席待ちがNGだったことを伝えると、手続きをそのまましてくれました。すでに3時過ぎに出発する便についても満席になっていていました。金曜日の午後の便は混雑するようです。

 搭乗券が発行されたあと、UCカードのゴールドカードを持っていたので、新千歳空港のラウンジに行って時間をつぶすことにしました。こちらはゆったりとしたスペースで、ソフトドリンクを無料で飲むことができるようになっています。まわりを見渡してみると、時間を調整しているビジネスマンの人が目立ちました。

 ★新千歳空港ターミナルビル – 施設・サービス

 一部対象外になるカードもあるようですが、「VISA、UC、協同、JCB、三菱UFJニコス、トヨタファイナンス、オリコ、DC、NICOS、ライフ、楽天KC、エポスカード、エムアイカードの 各ゴールドカード会員および、AMEX、ダイナースカード、ポルシェカード(アプラス)会員」であれば、クレジットカードと搭乗券の提示で入場が無料になります。また、これらのカードを持っていなくても1050円で入場することが出来ます。

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