視聴率と録画率の違いとその傾向

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新聞のテレビ欄

視聴率という言葉はよく聞きますが、録画率という言葉はあまり聞いたことがありません。でも、現在はDVDレコーダーの普及等により、この録画率というものが重要な意味を持ってきたという記事がありました。

☆ livedoor ニュース – 「視聴率」「録画率」こんなに違う

視聴率のはじき方はあくまでも実際に放映時間中にその放送局にチャンネルを合わせていた割合であり、ビデオやDVDレコーダーなどで録画されたような行為は含まれていません。上記の記事によれば、4月27日から5月3日までの視聴率の1位から5位は、ビデオリサーチ社の関東地区の統計値は「ネプリーグ」、「はねるのトびら」。「NHKニュース」。「首都圏ニュース」、「ぐいるぐるナインティナイン」なのだそうです。

確かにこれらの番組については、放映時間中にチャンネルを合わせられている可能性が高そうな番組ばかりですが、自分自身に照らし合わせて考えてみると、何となく違和感があります。会社に勤めていたり学校に行っていたりすると、なかなか放送時間帯に合わせて番組を見ることが難しくなってくるので、DVDレコーダーを多用する結果になります。以前のビデオデッキだと、1本のビデオテープに納めることが出来る録画時間に限りがあったので、なんでもかんでも録画するのは難しくて、取って置きのお気に入りの番組を録画する程度にとどめ、ほかの番組はテレビの放映にあわせて番組を見る機会が多かったと思います。しかし、ハードディスクのついたDVDレコーダーが普及して生活が一変しました。


朝、会社に行くための準備をしながら、朝の情報番組を付けっぱなしにしたり、会社に家に帰ったときにニュースにチャンネルを合わせて、夜ご飯を食べながら見るというパターンはあるものの、それ以外はほとんど、DVDレコーダーで録画しておいた番組を見るような生活になっています。DVDレコーダーであれば毎週決まった時間帯に放送されるような番組は自動的にどんどん録画していってくれますし、また以前のビデオデッキのように、録画時間のことを心配する必要もなくなってきました。何十時間分も録画することが出来るので、1週間分くらいの自分の見たい番組であれば簡単に録画できてしまいます。

また、DVDレコーダーに録画しておいた番組は、あまり違和感を感じることなく、1.3倍速または1.5倍速再生で番組を早見することが出来たり、簡単にコマーシャル部分をスキップすることが出来ます。ゴールデンタイムに放送されているようなドラマの場合は、1.5倍速再生やCMスキップ、テーマ曲などをスキップしてみると、30分強で見終わることが出来るので、何となく時間を有効に使用できたような気がします。

そんなこともあり、TVガイドが調べた録画率では、トップ5は「鋼の錬金術師」「けいおん!」「婚カツ!」「BOSS」「アイシテル」という形になるそうです。私自身もこの中にはDVDレコーダーで録画して毎週見ている番組が複数含まれているので、非常に納得できる結果だと思います。今までは視聴率が重視される傾向は否めませんでしたが、今後は録画率もかなり重要なウエートをしめてくるのではないかと思います。

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