- 2008年11月22日 00:10
- コンピューター
九十九電機
は10月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請していました。そして、再建に向けて店舗の営業はその後も続けていました。しかし、11月21日に状況が急転し、営業を一時中断するという発表するのに至りました。ツクモが在庫として持っている商品について、NECリースが「集合動産譲渡担保権」を持っており、この担保権を行使し商品を引き上げたことによりお店の営業が出来なくなってしまったのだそうです。
今回のNECリースの行動は本当にこれで良かったのでしょうか。NECリースとしても株主価値を最大限にするためにリスクを極力回避しなければいけない状況であることは理解できますが、強引に商品を引き上げてしまえば、九十九電機
が窮地に陥ってしまうのは周知の事実です。また、九十九電機
自身もNECリースを相手方として東京地裁に対して担保権実行手続き中止命令の申し立てを行っていて、その審尋期日が11月21日17時30分に設定されていましたが、その期日よりも前にNECリースは担保権を実行してしまったのだそうです。担保権実行手続き中止命令が認められることを恐れてNECリースは先手を打ったのでしょうか。
NECリースの親会社である日本電気の製品を今まで九十九電機
は数多く取り扱い、日本電気に対しても貢献をしてきたはずであるのに、ちょっと酷い話しだと思います。九十九電機
の再建に向けて日本電気グループが一丸となって対応するような動きをすれば、日本電気の評判も上々になると思うのですが、今回の強引なNECリースの行動については日本電気グループの評判を落としてしまう行為だと思います。
ITmediaの報道などを見ると、一方でNECリース側は、「交渉をずっと続けてきたが誠意ある対応が見られず、資産を保全するためやむなく申し立てを行った」という記事があります。「誠意ある対応」とは何を求めているのか判りませんが、あまりにも今回の在庫商品強制差し押さえは酷い話しだと思えてなりません。
是非、九十九電機
には営業を再開できるように頑張って欲しいと思います。
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