ちょいテレ(DH-ONE/U2)が到着&セッティング 素晴らしい

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ちょいテレ

 今、大人気商品で品薄になってしまっているバッファローのちょいテレがアマゾンから届きました。これをパソコンに接続するとワンセグ放送が見られるようになるという商品です。実際使ってみると、正直言って、素晴らしいの一言です。

 商品が到着したあと最初に困ったことはドライバのインストールをどうやって行うかです。接続しようと思っているパソコンがTHINKPAD X40という機種なのですが、このパソコンはコンパクトパソコンなのでCD-ROMドライブが付いていません。

 どうしてもCD-ROMドライブを使わなければいけないときは、デスクトップパソコンのCD-ROMドライブをネットワーク共有して使用しているのですが、そこまでするのも面倒くさいので、何か良い方法は無いかとバッファローの公式サイトへ行ってみると、きちんドライバやソフトウエア、そしてファームウエアのアップデートデータまでダウンロード可能になっていました。公開先にリンクしておきます。

 ★ドライバ ダウンロード DH-ONE/U2

 これらのファイル、全部で3ファイルをダウンロードしてまずはドライバからインストールしました。ドライバのインストールを始めると、やがて商品をUSBに差し込むように指示があります。差し込むとドライバのインストールが自動的に始まって終わると「次へ」というボタンが有効になるのでこれをクリックすればドライバのインストールは終わりです。ずいぶん簡単です。

 次にテレビ視聴ソフト、Pcast TV for ワンセグ のインストールです。これもあっけなくインストールすることができました。最後にファームウエアのアップデートです。一旦、商品をUSBから外すように指示があるので、これに従って、また差し込むように指示があります。

 指示に従っていけばファームウエアのアップデートも自動的に実施されていきます。今までビデオキャプチャ製品などでは大変なめにあうことが多かったのですが、あっけなく終わってしまったのでちょっと拍子抜けです。


 問題の受信状態です。今回使った場所は東京23区と東京市部の境界線あたりです。1階の居間の中での受信状況になりますが、小さなアンテナでは放送は受信できませんでした。

 あとから下記のサイトで知ったのですが、ちょいテレの本体につける小さなアンテナは伸ばすことができます。お試しください。

 ★ワンセグその後 物欲が支配する(仮)

 大きなアンテナの方ではアンテナを窓際に置くことで全チャンネルを受信することができました。アンテナを置いてあった側の窓の雨戸のシャッターを閉めたら受信できなくなりました。だいたい、この程度の受信性能です。

 テレビ画面の大きさは自由に変更することができます。全画面表示も可能です。しかしワンセグの規格的な問題で、画面を大きくするとギザギザが目立ってしまいますので、そんなに大きなサイズにするのには向かないでしょう。ワンセグでは320X180ドットという画素数になってしまいます。

 どんなに画素数が少ない液晶ディスプレイでも今では1024X768が一般的になってきていますので、小さいことが良くわかります。やはり、パソコンで何かの作業をしながらちょこっと画面の上に画面を表示しておくような用途に最適な製品なのだと思います。ちょいテレという商品名自体、そのような用途を狙っているのでしょう。

 この商品、番組を録画することもできます。録画を始めるのは非常に簡単です。「録画/停止」ボタンを押せば録画が始まりますし、もう一度「録画/停止」ボタンを押せば録画が終わります。録画されたファイルは「設定」で指定したフォルダに録画されています。ワンセグ放送の録画データは著作権保護のために暗号化されています。

 そのため、この録画したファイルを再生するためには、録画のときに使ったパソコンと録画時に使用したちょいテレ、そしてPcastTV For ワンセグの組み合わせで再生する必要があります。この組み合わせのどれかでも異なると、再生が不可能なようです。かなりガチガチな規制ではありますが、録画してそのパソコンで見ることができれば大抵の場合は問題ないでしょう。

 この「ちょいテレ」、動画をキャプチャーする機能とあわせて静止画のキャプチャーもできます。テレビを視聴しているときに「スナップ」というボタンを押すと、そのときの画面がBMPまたはJPGとして画像が保存されます。この画像ファイルについては特に暗号化されていません。普通の画像ファイルとなります。

 気になるCPU使用率ですが、テレビを観ているときのCPU使用率は約10%から20%程度です。録画ボタンを押すとCPU使用率は大きく上がるのかと思ったのですが、不思議なことにテレビを観ているときの状態とあまり変わりませんでした。アナログ放送をキャプチャーするときはエンコードにかなりのCPUパワーを使いますが、デジタル→デジタルの場合にはあまり大きなCPUパワーは使わなくて済むと言うことでしょうか。

 この商品、品薄になるほど売れている原因が確かによく判ります。お勧めの商品です。

 日経新聞でワンセグ商品の話題が記事になっています。

 ★PC周辺機器市場に異変? 「ワンセグ」対応製品、大人気の理由【コラム】 PC&デジタルカメラ-最新ニュース:IT-PLUS

(2006/11/25追記)

 プレイステーション3を居間のテレビにつなげた関係で、子ども達にテレビを占拠されてしまっています。そんなとき、ちょいテレがあれば、テレビを横で見ていることができるので、なかなか便利です。

 ★ITmedia +D PC USER:「ちょいテレ」で山手線を3周してみるテスト (1/2)
 ★コラム -更新日記-ちょいテレ体験
 ★デジタルな広告たち: 超小型USB対応ワンセグテレビチューナー「ちょいテレ」買っちゃいました

(2006/12/01追記)

 ちょいテレに付属してくるPcast TV for ワンセグがバージョンアップしました。バージョンアップ内容は下記の通りです。さっそくバージョンアップをしてみました。

●Ver 1.04
・一部の放送局でiEPG予約ができない問題を修正
 ※iEPG予約ができない場合はアップデート後「iEPG/reserMail設定」を使用して
 放送局の選択を再度行ってください。
・秋田のチャンネル情報を更新
・ファイル再生時、ファイルの終端約10秒間が再生できない問題を修正
・信号受信強度の表示を3段階から4段階に変更しました
・サブウインドウ表示ON/OFFを右クリックメニューに追加

 信号受信強度の表示が確かに4段階になっていますが、特に受信感度に関しては従来と変わらないようです。受信感度については、もうソフトウエア的にはどうすることもできないという感じでしょうか。

(2007/01/19追記)

 バッファローのサイトを見てみると、新しいドライバがアップロードされていました。ベータ版ではありますが、1.07β1というバージョンです。このドライバのバージョンは下記のような機能追加が実施されています。

●Ver 1.07β1
・タイムシフト再生に対応
・色調の調整機能を追加
・録画中にファイルを再生できるように変更
・映像の縦横比が不正になる環境に対して対策を実施
・著作権保護のためデジタル出力保護機能を搭載しました。

 この中ではタイムシフト機能がもっとも気になりました。現在放送中の番組を中断したり、少し前から見直したりといった操作が可能になります。ということで、ドライバをアップデートしておきました。
 このバッファローのちょいテレはドンドンとドライバをアップデートしてくれて、機能も増えていくので良い買い物ができたと思います。

(2007/02/18追記)

 最近購入したTHINKPAD G40でちょいテレを使ったテレビの視聴ができるようにドライバやユーティリティプログラムをインストールしました。BUFFALOは公式サイトでドライバやユーティリティを簡単にダウンロードできるようにしていてくれるので大変に助かります。THINKPAD G40ではOSにWINDOWS 2000を採用していますが、何事も問題なくインストールが完了しました。こちらのパソコンはCPUの能力やメモリーの量に余裕があるので実に軽やかに動作してくれます。予約録画をしているときに同時にほかの作業も軽々とできました。ワンセグチューナーはやはりとても便利です。

コメント

  1. デジタルな広告たち より:

    超小型USB対応ワンセグテレビチューナー「ちょいテレ」買っちゃいました

    「USB2.0対応ワンセグテレビチューナー “ちょいテレ”DH-ONE/U2」が、1万円少々だったので、衝動買いしてしましました。本体は写真の通りコンパク…